宮島のシンボルともいえる嚴島神社は、仁安3年(1168)平清盛の厚い信仰のもと現在の規模に造営されました。 海をも含む敷地内には本社を中心に大小の各神社、舞台、楽房などが設置され、そのそれぞれは延長108間に及ぶ廻廊で結ばれ、独創的な配置構成を見せています。 また、朱塗り・桧皮葺の屋根、 スッキリとした軒廻りなど、随所に平安朝の建築美(寝殿造り)が生かされ、そのすばらしさは目をみはるほどです。
地図 A広島県廿日市市宮島町1-1
U R Lhttp://www.miyajima-wch.jp/
大聖院は、緑深い弥山の麓にあり、真言宗御室派に属し、明治の神仏分離まで嚴島神社の別当職として神社の祭を掌っていました。 皇室との因縁も深く、明治天皇の行在所となっていました。本尊の波切不動明王は豊臣秀吉公が朝鮮との戦いの折、戦勝と海上安全を祈願して、軍船宝丸に安置した守護仏でございます。
地図 B広島県廿日市市宮島町210
U R Lhttp://galilei.ne.jp/daisyoin
大願寺は、嚴島神社の西廻廊を出ると右手にあり、真言宗高野山派で開基は久遠であるため不祥ですが、建仁年間(1201~1204年)僧了海に再興されたと伝えられており、明治の神仏分離まで嚴島神社の修理造営を掌っていました。
持仏の薬師如来は弘法大師の作といわれています。また、毎年6月17日に開帳される弁財天は、日本三弁財天(他に江ノ島、竹生島)のひとつでもあります。
地図 C広島県廿日市市宮島町3
晴れた日には遠く四国が見える弥山山頂へは2種類のロープウエーを乗り継ぎます。
瀬戸のしまなみの眺望をのんびり楽しむ空中散歩はまた格別です。
地図 D広島県廿日市市宮島町紅葉谷公園
U R Lhttp://miyajima-ropeway.info
原始林におおわれた弥山は、標高535mの島内最高峰。山頂からの眺望は爽快そのものです。
また、付近には、弘法大師が宮島で護摩を焚いて以来、現在まで燃え続ける霊火を祀る不消霊火堂があります。
地図 E広島県廿日市市宮島町弥山
静かに流れる紅葉谷川に沿って広がる紅葉谷公園は、春はすがすがしい新緑、夏には絶え間なく吹き来る涼風、モミジが色づく秋には山全体が燃えるような真紅の世界をつくりあげます。
地図 F広島県廿日市市宮島町紅葉谷公園
宮島一の繁華街で、お食事処やお土産物店などが軒を連ねます。体験工房を併設した店舗も。
地図 G広島県廿日市市宮島町
古くは宮島のメインストリートだった町家通りは、当時の建物がいまも残る風情ある街並みが魅力となっています。
地図 H広島県廿日市市宮島町
スナメリやカキいかだの水槽など、瀬戸内海の生きものを中心に350種以上の水生生物を展示。
地図 I広島県廿日市市宮島町10−3
U R Lhttp://miyajima-aqua.jp
美しい白浜と豊かな緑の中でスポーツやアウトドアレジャーを楽しめるシーサイドパーク。
夏は海水浴も楽しめます。
地図 J広島県廿日市市宮島町1195
大野IC・廿日市ICより約10分、フェリーに乗り換え約10分
広島港より高速艇で約22分
元安桟橋より世界遺産航路で約45分
JR宮島口から徒歩5分、フェリーで10分
広島電鉄宮島口から徒歩1分、フェリーで10分
神が宿る神聖な島とされていた宮島には、少し山を登るだけで殆ど人の手が入っていない原生林が広がります。
島の最高峰弥山には大元コース、大聖院コース、紅葉谷コースと3つの登山道があり、もうひとつの宮島の楽しみ方として人気があります。
まるで薄紅色の雲の上に建っているようです。 宮島には花見スポットがたくさんあります。
宮島水族館の人気者、コツメカワウソの親子です。 カワウソプールでコミカルでかわいい仕草を観察できますよ。
弥山登山道、大元コース途中にある楠の大木です。大きな空洞ができてもなお芽吹く若枝に、自然の力強さを感じます。
弥山山頂からの景色
弥山山頂からの景色は外国の方に人気です。