仁王島、鐘島、桂島など大小の奇岩が次々と移り変わる風景が満喫できる「湾内一周定期コース」と「松島~塩釜片道定期コース」や島々の岩肌や松の枝ぶりを間近に見ることができる「随時運航小型遊覧船」もあります。 また、湾内の女性的な景観とは対照的にリアス式海岸特有の男性的景観が美しい「奥松島・嵯峨渓周遊コース」(4月下旬~10月下旬)、12月~3月にはかき鍋を食べながら遊覧する「かき鍋クルーズ」など、目的や時間に合わせて選ぶことができます。
地図 A宮城県宮城郡松島町松島字町内98-1
T E L【湾内一周定期コース】022-354-2233(松島島巡り観光船)
【松島⇔塩釜片道定期コース】022-354-3453(丸文松島汽船) 022-355-0377(ニュー松島観光船)
U R Lhttp://www.matsushima.or.jp (松島島巡り観光船企業組合)
http://www.marubun-kisen.com (丸文松島汽船)
松島の島々の間を金色にきらめくひとすじの道をみましたか?
満月に近い日、月の出から二時間程の間に月明かりが描く金の波。
それはまるで月の道のようです。その月が天の真上近くに昇りはじめると、海は銀波をたてて、白銀の世界へと趣をかえ、島々や松の陰影を美しく描き出します。
また、芭蕉のめざした、霞のかかったおぼろ月、上弦、下弦の三日月なども趣があります。
いにしえの人々が恋いこがれた「松島の月」を、くつろぎの中でお楽しみ下さい。
平成28年3月、松島の月が「日本百名月」に認定されました。
LINK満月カレンダー
写真提供足利裕紀
天長5年(828年)、慈覚大師円仁によって開創された奥州随一の禅寺で、仙台藩祖伊達政宗公の菩提寺。 正式には臨済宗妙心寺派・松島青龍山瑞巌寺円福禅寺。現在の建物は慶長14年(1609年)、政宗公が桃山様式の粋をつくし、五年の歳月をかけて完成させたものです。 建築にあたっては、諸国から名工130人を集めたほか、建材も熊野山から取り寄せるなど、奥州の覇者としての意気込みが伝わります。 特に唐戸や欄間、あるいは襖や床の間の豪華な絵画は、日本の自然美を代表する人工美の極致とされています。政宗公が心血を注いだ荘厳な大伽藍といえるでしょう。
地図 B宮城県宮城郡松島町松島字町内91
T E L022-354-2023
U R Lhttp://zuiganji.or.jp
瑞巌寺西隣に位置する仙台藩主二代忠宗の次男光宗を祀ります。
禅寺らしい落ち着いた佇まいの境内ですが、霊廟三慧殿(国重要文化財)には西洋のモチーフも描かれており、白華峰西洋の庭にはモチーフとなったバラやガーベラも見られます。
三陸三十三観音霊場の第1番札所。
秋には松島紅葉ライトアップが行われ昼とは違う円通院を堪能できます。
地図 C宮城県松島町松島字町内67
T E L022-354-3206
U R Lhttp://www.entuuin.or.jp
大同2年(807)坂上田村麻呂の創建と伝えられています。後に、慈覚大師が五大明王を安置した事から五大堂と呼ばれています。
現在の建物は仙台藩祖伊達政宗公が、瑞巌寺再建の折に紀州の大工を招請して再建したもので、 東北地方現存最古の桃山建築です。
日本三景松島のシンボル的存在。
地図 D宮城県宮城郡松島町松島字町内111
T E L022-354-2023(瑞巌寺)
U R Lhttp://www.zuiganji.or.jp/keidai/godaidou.html
伏見桃山城内の1棟で、政宗公が秀吉から拝領し江戸に移築、さらに忠宗がこの地に移築したもの。
歴代藩主の納涼や観月の場として利用されました。松島の景観を眺めながらの抹茶の味は時の流れを感じさせてくれます。(県重要文化財)
地図 E宮城県宮城郡松島町松島字町内56
T E L022-353-3355
かつて松島は「奥州の高野」と呼ばれる、亡き人の供養の場でもありました。
町内には凝灰岩層を掘った洞窟がいたるところにあり、塔婆や地蔵などが並んでいます。
中でも雄島は最盛期に108もの洞窟があったといわれ、現在も50もの洞窟遺跡群を見ることができます。
地図 F宮城県宮城郡松島町松島雄島
252mの朱塗りの橋で結ばれている面積約6ヘクタールの小さな島。多くの種類の草花や樹木が自生し、植物の宝庫として知られています。 遊歩道や、松島湾を一望する見晴らし台などが設けられています。
地図 G宮城県宮城郡松島町松島字福浦島
T E L022-354-3457(カフェベイランド)
三陸自動車道 松島海岸ICより約5分
東北自動車道 大和ICより約30分
JR仙石線松島海岸駅(仙台駅より松島海岸駅まで40分)
JR東北本線松島駅(仙台駅より松島駅まで24分。観光の中心部まで徒歩25分)
荒波に削られた白い岩肌がダイナミックで美しい外洋の景観。
松島は内湾、外洋両方を鑑賞して初めてその貴重さを窺い知ることができます。
紅葉のライトアップ
闇に鮮やかに浮かび上がる紅葉。 青空の下とは全く違う表情の夜の庭園です。