江戸時代のはじめ、全国を行脚した儒学者、林春斎が「日本国事跡考」において、卓越した三つの景観とした、日本三景。 松島、天橋立、宮島は海の青と松の緑が対象の妙をなし、その美しさは人々の心の琴線に触れます。 海に囲まれた国、日本を象徴するこれらの絶景は、まさに天が我々に与えてくれた自然の恩恵。 古き時代から数々の歴史の表舞台に登場すると共に、和歌や文学にも登場してきた日本三景。 それは誰もが一度は訪れて見たいあこがれの地であり、いつの世も変わることなく人々を魅了する、 日本人の旅の心の原点です。
松島かき祭り「松島かき祭り」「かき小屋」など、特産の牡蠣を堪能するイベントはシーズン中開催されています
宮島五重塔の冬景色雪景色に映える朱塗りの五重塔は千畳閣の隣です
透かし橋から望む五大堂厨子内の五大明王は33年に一度開帳されます
雪の円通院庭園雪の華で彩る冬の円通院は、さながら水墨画のようです
波おだやかな瀬戸内海に、立つ色鮮やかな大鳥居。安芸の宮島は信仰の歴史が宿る景勝地です。
日本海をのぞむ丹後の湾に横たわる天地を繋ぐ架け橋。天橋立は先人たちの想いを今に伝える奇景です。
平安の世から美しさで人々を魅了し続ける松島湾。260の島は、そっと大地と海のファンタジーを見せつけます。