宮島のシンボルともいえる嚴島神社は、仁安3年(1168)平清盛の厚い信仰のもと現在の規模に造営されました。 海をも含む敷地内には本社を中心に大小の各神社、舞台、楽房などが設置され、そのそれぞれは延長108間に及ぶ廻廊で結ばれ、独創的な配置構成を見せています。 また、朱塗り・桧皮葺の屋根、 スッキリとした軒廻りなど、随所に平安朝の建築美(寝殿造り)が生かされ、そのすばらしさは目をみはるほどです。
地図 A広島県廿日市市宮島町1-1
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大聖院は、緑深い弥山の麓にあり、真言宗御室派に属し、明治の神仏分離まで嚴島神社の別当職として神社の祭を掌っていました。 皇室との因縁も深く、明治天皇の行在所となっていました。本尊の波切不動明王は豊臣秀吉公が朝鮮との戦いの折、戦勝と海上安全を祈願して、軍船宝丸に安置した守護仏でございます。
地図 B広島県廿日市市宮島町210
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